2022年1月14日金曜日

紙漉き

6年:本校の卒業証書は卒業生自身が漉いた愛川町伝統の海底和紙(おぞこうわし)を使用します。本日は会場となる半原のレインボープラザから愛川町繊維産業会の講師をお招きして事前学習を行いました。
6年:持っているのは原料となる「こうぞ」という木です。枝の状態と剥いだ皮を全員で実際に触りました。
6年:先ほどの皮を叩いて細かい繊維状にしたものを「船」と呼ばれる風呂桶の半分ぐらいのサイズに満たした水の中に溶かします。講師が持っているのはそれを掬う簀桁(すけた)です。中心に校章が貼り付けてあります。

6年:これが実際に漉いた和紙です。中心に校章が「透かし」となって入っています。簀の部分に貼り付けた校章は医療用テープで出来ており非常に薄いですが、それでもその分だけ周りよりは厚みが少ないので光が多く通り、「透かし」となります。
6年:卒業証書の見本です。周りを綺麗にカットすると見栄えがしますね。
6年:最後に、もう一つの和紙の原料である「みつまた」の枝を見ています。これは身近なところでは紙幣に使われているぐらい丈夫で高級な和紙になります。来週18日が本番です。